千葉県市原市S様邸 外壁・屋根塗装 ハイブリッド無機塗料

ダブルトーン塗装で立体感のある仕上がりに

ダブルトーン塗装で立体感のある仕上がりに
築年数が経過し、外壁の色あせが目立ってきたので塗装したいとご依頼いただきました。
10年以上の現場経験を持つプロが調査を行ったところ、付帯部はヒビ割れしていて外壁屋根は色あせしていたため、屋根は耐候性や低汚染性を兼ね備える有機塗料と無機塗料を配合した「ハイブリッド無機塗料」で、外壁は色あせしにくい「シリコン塗料」で塗装しました。
外観は、S様のご要望に合わせて重厚感のある立体的な住まいになるよう、ブラウンのダブルトーン塗装で仕上げ、シャープで洗練された外観になりました。
お客様からのご要望
築年数が経過し、外壁の色あせが目立ってきたので塗装の依頼をしました。
耐久性が高い塗料にしたいと考えています。また、外観は重厚感があり立体的な仕上がりにしたいです。近隣環境に調和するデザインにしていただけると嬉しいです。
日成建装からのご提案
事前調査を行ったところ、軒天や破風板のヒビ割れや、外壁と屋根の色あせが見受けられました。
調査結果とS様のご要望に合わせて、屋根は耐候性や低汚染性を兼ね備えた「ハイブリッド無機塗料」を、外壁は耐候性や低汚染性があり色あせしにくい「シリコン塗料」をご提案いたしました。
仕上がりは重厚感のある立体的な仕上がりにしたいとのことでしたので、外壁タイルと目地を異なる色で仕上げるダブルトーン塗装をしていきます。
地域 | 千葉県市原市 |
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塗料タイプ | ハイブリッド無機塗料 |
使用商材 |
屋根:KFケミカル|KFスーパーフロンルーフ 色番号|SC-44 外壁:KFケミカル|KFスーパーマルチSiⅡ 色番号|目地 SC-23・表面 SC-34 コーキング:オート化学工業|超耐シーラーTF2000 付帯:KFケミカル|KFスーパーマルチSiⅡ 色番号|CC-102・SC-24 |
施工内容 |
外壁屋根塗装 付帯部塗装(軒天塗装・破風塗装・横樋塗装・縦樋塗装・シャッターBOX塗装・ベランダ塗装・水切り塗装・スリムダクト塗装・ガスメーターパイプ塗装・物干し金具塗装) 外構塗装(外灯塗装) |
施工前
付帯部のヒビ割れや外壁・屋根の色あせが見受けられました。耐久性の高い住まいになるよう、洗浄や下地処理をしっかりと行ってから塗料を塗布していきます。
施工中
高圧洗浄
長年の汚れやコケ、カビなどを高圧洗浄できれいにしていきます。
汚れを除去せずに塗装すると、旧塗膜の剥がれなどで補修する手間がさらに増え、高級塗料で施工したとしても、塗装の意味がなくなってしまいます。
コーキング処理
耐候性が非常に高く、暴露に強いコーキング材、超耐シーラーTF2000でコーキング処理を行います。
はじめにプライマーを塗布し、コーキング材と外壁が密着するようにしていきます。
次にコーキング材を注入し、ヘラで均一にならしたら完成です。コーキング処理は、外壁からの雨水の浸入を防いだり地震に対する耐久性を強化する役割があるため重要な工程です。
外壁塗装
外壁と塗料が密着するよう、ヒビ割れている箇所の下地処理を行い平らにしてから塗装をしていきます。
今回使用するKFスーパーマルチSiは、耐候性や低汚染性が高く色あせしにくい塗料です。
下塗り中塗り上塗りと3回塗布し、塗装後の美しさが長く続くように仕上げていきます。
最後に立体感を演出できるダブルトーン塗装をして、外壁の施工は完了です。
付帯(軒天)塗装
外壁同様、耐久性や低汚染性の機能を持つシリコン塗料で塗装していきます。
クラック補修やケレンを行い、3回塗りをして塗膜に厚みを出し外的要因から保護していきます。
軒天は、雨水の吹き込みや太陽光を遮り、外壁材の劣化を防ぐ役割があるため、劣化はそのままにせずメンテナンスを行うことが重要です。
付帯(破風板・横樋)塗装
破風板はヒビ割れしていたので、塗装前にコーキング材を注入し平らに均していきます。
下地処理完了後、2回塗りをして付帯部を塗膜でしっかりと保護していきます。
破風板や横樋は、雨水による劣化を防ぐ役割があるため、細部まで丁寧に施工をしていきます。
付帯塗装(縦樋・シャッターボックス・水切り・スリムダクト・ガスメーターパイプ)
縦樋やシャッターボックス、水切りやスリムダクト、ガスメーターパイプの細部の塗装をしていきます。
縦樋は雨水を集めて排水する役割があり、水切りは雨水が浸入するのを防ぐ役割があるため、色あせや塗膜の剥がれなどは放置せずにしっかりと塗装することが大切です。
ベランダ塗装
防水層と下地の密着を強化させるため、プライマーを塗布していきます。
次に、中塗りと上塗りを行い塗膜に厚みを出していきます。ベランダを塗装で保護することで、雨の浸入を防ぐことができ、雨漏りなどの劣化原因から建物を守ることができます。
屋根塗装
ヒビ割れしている箇所にコーキングをして塗装面を平らにしていきます。
板金が浮いていたため、釘頭打ちとコーキングで隙間を埋め、雨水が浸入しないようにしていきます。
下地処理完了後、ハイブリッド無機塗料の「KFスーパーフロンルーフ」で中塗り上塗りと塗装し、耐候性や低汚染性を兼ね備えた屋根に仕上げていきます。